レンタルサーバーとは、インターネットに常時接続の全部または一部のディスクスペースを貸し出し、そのサーバーの運用や、メンテナンスなどのサーバー環境を提供してくれるサービス（ホスティングとも言う）です。

　サイトを公開するためには、インターネットに接続されたサーバーに、公開するHTMLデータなどのデータを転送して、はじめてネットを通じて世界中の人に情報を発信することができます。この重要なホームページのデータを置くスペースを貸し出ししてくれるわけです。
しかも、最近のレンタルサーバー業者は、サーバーの容量を貸し出すだけでなく、独自ドメインの運用、複数のメールアドレス、CGIを用いた掲示板の提供など付加サービスを提供している業者も多くなってきました。もちろん、プロバイダーでもメールアドレスやホームページスペースを利用することはできるのですが、ホームスペースの容量が少なかったり、商用利用ができなかったりなどと色々な制限があるのも事実です。さらに、ほとんどのところでは独自のドメインを利用することはできません。特にこの独自ドメインを取得できないのが一番大きいのです。





■有料レンタルサーバーと無料レンタルサーバー（無料ホームページスペース）
　レンタルサーバーは無料で借りることもできます。プロバイダーでもレンタルサーバーを無料で提供しているところもあります。
ホームページを運営する上で必要な機能、たとえば、無料掲示板、無料アクセス解析、無料アクセスカウンタ、無料プログ、無料メールアドレスなどのように、今やこれらの機能が当たり前のように無料でレンタルされています。しかも、無料とは思えない程、性能がいいのです。これらの無料サービスは利用しない手はないでしょう。
しかし、このレンタルサーバーに関してだけは、無料レンタルサーバーはお勧めできません。
理由はいろいろありますが、有料版と無料版のレンタルサーバーの比較を少ししてみたいと思います。